Zendeskの顧客サポートデータとSalesforceの契約データの連携における課題

サポートチームはZendeskで顧客ごとの問い合わせ件数や対応履歴などを管理している。営業はSalesforceで契約データを管理している。システムのアカウント管理上、相互にデータ閲覧をすることができないため、月次で営業サポートが手作業で、必要なデータを抽出し、顧客IDで紐づけ、Googleスプレッドシートに貼り付け、両部署に展開している。作業工数がかかり、ミスも発生している。月次のルーティン業務のため、リアルタイム性に欠け、スピーディーな顧客フォローができていない。

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ZendeskデータとSalesforceを連携しGoogleスプレッドシートに自動連携するメリット

  • 手作業とヒューマンエラーが0に。

    Zendeskの顧客サポートデータとSalesforceの契約データがIDで自動的に紐づき、統合したデータがGoogleスプレッドシートに自動で反映されるため、人の手を介す必要がなくなった。

  • ZendeskとSalesforceの新規アカウント発行が不要。

    Googleスプレッドシート上に、営業担当とサポート担当がそれぞれ必要なデータを自動連携できるため、各ツールのアカウント発行や閲覧権限設定をする必要が無い。

  • スピーディーな顧客フォローを実現。

    最短15分単位で自動的にデータがGoogleスプレッドシート上に反映されるため、常に最新なデータを基に営業担当とサポート担当が共通認識を持ちながら、顧客フォローをおこなうことができる。

ZendeskデータとSalesforceを連携しGoogleスプレッドシートに連携する方法

営業担当とサポート担当がそれぞれ顧客フォローをする上で必要なデータを、ZendeskとSalesforceからReckonerで取得。見やすい形にデータ加工・整形したのち、Googleスプレッドシートに連携する。

  1. STEP1

    データソースとなるZendeskとSalesforceから必要なデータを取得する

    1. ZendeskにReckonerがアクセスできるよう、API連携する。

    2. SalesforceにReckonerがアクセスできるよう、許可設定をする。

    3. データソースをGUI上にマウス操作でドラッグアンドドロップで配置し、Zendeskの顧客サポートデータとSalesforceの契約データをReckonerが取得する。

  2. STEP2

    部門を跨いで契約データと顧客サポートデータを共有し顧客サポートをスムーズにおこなうため、データ加工・統合をおこなう

    1. データ件数を取得する「カウント」タスクを選択し、GUI上にマウス操作でドラッグアンドドロップで配置。Zendeskで管理している問い合わせ件数をカウント。1つ前のタスクと「カウント」タスクを、マウス操作で線で繋いで、データの流れを作成する。

    2. 管理項目名を変更する「フィールド変換」タスクを選択し、GUI上にマウス操作でドラッグアンドドロップで配置。項目名「担当」を「営業担当」に、「受注日」を「利用開始日」に、「所感」を「要サポート」に変更・統一する。

    3. データをグループ化して集計する「集計」タスクを選択し、GUI上にマウス操作でドラッグアンドドロップで配置。担当者ごとに要サポート顧客を何件保有しているのか集計する。

  3. STEP3

    加工・整形したZendeskの顧客サポートデータとSalesforceの契約データを結合し、Googleスプレッドシートに連携

    1. データ連携先のGoogleスプレッドシートにReckonerがアクセスできるよう、許可設定をする。

    2. 一意のIDで顧客サポートデータと契約データを紐づけ、すべてのタスクを線で繋ぎ、ワークフローを作成。Reckoner上で取得・整形したZendeskとSalesforceのデータがGoogleスプレッドシートに反映される。部門ごとに異なるツールを使っていても、必要なデータをGoogleスプレッドシートに連携し共有すれば、各ツールで新しいアカウントを作成したり、閲覧権限設定をしなくても、データの共有が可能。営業とサポート間で顧客に関してスムーズなコミュニケーションがとれ、顧客フォローができる。

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